協議会の「第1回全体会」には32社が参加し、現状の課題や今後の方針を情報共有した
メーカー・卸間EDIが38年ぶりの刷新へ動きを速めている。加工食品業界は80年代に策定された日本加工食品卸協会(日食協)の標準EDIフォーマットで商取引に関わる情報授受を行っているが、同EDIは技術的な老朽化で今日的なニーズへの対応が難しくなっている。これを受け、日食協はこのほど製配企業や団体など39者で次世代EDIの構築へ向けた協議会を発足。製配の間でASN(事前出荷情報)や債権債務を含む情報授受を円滑に行える標準EDIの実装へ取組みを加速する。(篠田博一)