人口減少に向き合う:ヤマキ食品 赤塚大根の収穫へ社員派遣
2025.07.14
新潟市西区の赤塚地域は、県内屈指の漬物製造業の集積地となっている。大根の主要生産地でもあり、そこで作られるたくあん漬けや味噌漬けは、県内外で広く愛されている。しかし、同地域でも人口減少が進み離農者が増加、大根の生産量は減少が続く。近年の天候不順による…続きを読む
森永乳業は1日、日本通運、日本貨物鉄道(JR貨物)、日本石油輸送とコンソーシアムを組み、同社が製造する流動食のラウンド輸送を開始した。生産拠点のある神戸と盛岡・仙台間をモーダルシフト化し、流通業務の効率化を図る。環境面でもCO2排出量を約72%、年間…続きを読む
パン粉市場は、価格改定が進み金額べースでは微増となっているが、生産量は微増分にリンクしていない状況だ。インバウンド効果で外食向けは伸長しているものの、市販用は揚げ物をする家庭の減少などで停滞している状態が続いている。一方、和食ブームの中、パン粉メーカ…続きを読む
外食大手のロイヤルホールディングス(HD)と自動車・家電製品用精密部品製造を行う松尾製作所の社内ベンチャーField Alliance社(FA社)の取り組みが、外食産業における環境負荷低減・労働環境改善へ貢献し新たなサステナブルな取り組みとして注目を…続きを読む
シノブフーズの冷食事業はOEM受託の惣菜弁当が好調、冷凍おにぎりの国外販売も始まり、25年3月期売上げは前年比70%増となった。今春には冷食開発部専門部署「冷凍開発室」、技術専門部署「研究開発部」を新設し、自社ブランドや開発商品のスピードを上げ、今期…続きを読む
ニッスイの25年3月期は、単体の家庭用調理冷凍食品が前年比1.6%増の412億円、業務用調理冷凍食品が同2.0%増の556億円、農産冷凍食品が同1.2%増の119億円だった。今期スタートした中計「GOOD FOODS Recipe2」(25~27年度…続きを読む
マルハニチロは単体の売上高を非公表としているが、25年3月期の加工食品は前年比9.6%増の1757億円となった。このうち約3割を占める市販用冷凍食品は「新中華街」シリーズが好調も価格改定が影響して微増収減益。食材流通は同0.9%増の6303億円で、こ…続きを読む
業務用冷凍食品の24年度は、金額・物量ベースともに前年を超えたとみられる。日本冷凍食品協会によると、24年の業務用冷凍食品の国内生産量は前年比1.2%増の79万8225t、金額では同3.7%増の3944億円と数量・金額ともに増加。コスト環境の変化に伴…続きを読む
冷凍食品の国内生産金額が4年連続で過去最高となり、8000億円を初めて突破した。前年超えは5年連続となる。日本冷凍食品協会調べによると、24年(1~12月)の工場出荷額は前年比2.6%増の8006億円、生産数量は同0.5%減の154万t。輸入の冷凍野…続きを読む
長引くコメ不足から一転、新米シーズンの9~10月に向かって、再度コメが余り、価格下落の懸念が広がり始めた。随意契約の政府備蓄米や、競争入札備蓄米を使ったブレンド米の本格的な出回りに加え、ミニマムアクセス米の輸入前倒し、25年産主食用米の生産増、政府米…続きを読む
【関西】ヤグチは今期施策を業務用食品業界が抱える課題「人手不足」「外食業態の変化」「特定カテゴリーの供給不安」への対応とする。6月26日に大阪で初開催した仕入れ先会で萩原啓太郎会長兼社長が、輸入品や素材品の扱い拡充と自社物流活用の両面で業務用市場を支…続きを読む