24年の国内経済は緩やかな回復基調となりましたが、世界では地政学リスクが高まるとともに先進各国では、リーダーが交代するなど先行き不透明な状況が続いています。スーパーマーケットは商品価格の上昇や賃上げもあって売上げは順調に推移していますが、度重なる食品…続きを読む
兵庫県手延素麺協同組合は今春から全品目で5%の値上げを実行するとともに、今年は新商品の発売を計画する。十分な供給体制を維持し、商品の品質をこれまで以上に追求する一方、生産者に設備投資を提案することで生産効率の向上を促し、後継者の育成につなげる。10年…続きを読む
【中部】中部食料品問屋連盟(中食連)と中部食品製造協議会は6日、「第62回新年賀詞交歓会」を名古屋市中区にある名古屋観光ホテルで開催した。同連盟の正会員や賛助会員ら約460人が参集し、新年のあいさつを交わした。 冒頭、あいさつに立った永津嘉人中食連…続きを読む
2024年は「変化の年」といわれ、年明け早々の元旦より能登半島に震度7の地震と津波があり、不安とともに始まりました。 経済的には、日本の名目GDPがドイツに抜かれ世界第4位に転落。しかし日経平均株価はバブル景気の1989年12月の史上最高値を34年…続きを読む
2025年の食品・酒類業界が幕を開けた。有力メーカー・卸で構成する酒類食料品業懇話会の新年賀詞交歓会が6日、東京・ロイヤルパークホテルで開かれ、240社のトップら約830人が集い新年を祝った。25年は各種コスト上昇が止まらず、値上げ局面が続く見通し。…続きを読む
新進は24年5月に創業130周年の節目を迎えた。コストアップや人手不足などの課題に直面しながらも「ここ数年で積み重ねてきた成果が表れる、意義のある一年だった」と籠島正雄社長は振り返る。25年は野菜加工を強みにもつ事業展開を生かし、市場のトレンドに対応…続きを読む
「年収の壁」は、税金・社会保障・配偶者手当と複数の制度に関わる問題で、昨年の衆議院選挙を契機に政治の中心課題に浮上した。中でも所得税における「103万円の壁」が、引き上げ対象として議論の俎上(そじょう)に上がっている。 SMの業界団体である日本スー…続きを読む
25年も人手不足の深刻化は食品業界全体にとって大きな問題だ。小売や外食にとって年収の壁問題は働き控えを解消する上で解決が急務だ。「2025年の崖」といわれる、ブラックボックス化した既存の情報システムの維持・管理が困難になり、デジタル化に支障をきたす問…続きを読む
◇人口の2025年問題 国内日本人出生数は、団塊最終世代が生まれた1949年の269万6638人をピークに増減を繰り返してきたが、71~74年の第2次ベビーブーム後は一時的な増加を除き、総じて右肩下がりでの減少傾向が続いている。中でも直近10年は減…続きを読む
昨年の食品業界は値上げの浸透や国内外の人流回復などで前半こそ比較的順調に推移したものの、後半には消費の冷え込みや労働力不足に伴うコスト環境の悪化に減速を強いられ、引き続き多くの課題を積み残した一年となった。 2025年はデフレから完全脱却を遂げ、成…続きを読む