パッケージの「ふた裏」を広告や販促の一環として活用する動きが、食品業界で広がりを見せている。容器の“死角”に新たな価値を見いだしたのは、紙製容器製造大手のクラウン・パッケージ。ギフトボックスを開封した際に現れる内側のスペースにメッセージやキャラクター…続きを読む
●低価格帯へシフト進む インバウンドや会合の増加など市場の勢いを追い風に、東北の業務用卸各社の24年度の業績は前年を上回った。しかし、足元ではコメの高騰や食品の値上げ、トランプ関税をめぐる世界的な経済不安の影響から節約志向が強まり外食を控える動きが…続きを読む
新潟市西区の赤塚地域は、県内屈指の漬物製造業の集積地となっている。大根の主要生産地でもあり、そこで作られるたくあん漬けや味噌漬けは、県内外で広く愛されている。しかし、同地域でも人口減少が進み離農者が増加、大根の生産量は減少が続く。近年の天候不順による…続きを読む
この1年ほど取材先で人手不足という課題をよく聞くようになった。生産現場の工場だけでなく本社採用の募集でも面接までこぎ着けるのが大変で、採用となるとさらにハードルが高いという▼ところが東京商工リサーチによると、25年1月~5月15日までに早期・希望退職…続きを読む
ブルドックソースは8月8日、家庭用商品2品、業務用商品1品を新発売する。 家庭用商品では、「調理」も「かける」もこれ1本の万能調味料「うまソース」シリーズに「旨塩」が新登場。同品は、エビ・魚醤のうまみにコショウを利かせたキレのある塩だれ仕立ての調理…続きを読む
小売-納入業者間の標準EDIシステム「流通BMS」の利用が引き続き拡大している。普及推進組織の流通BMS協議会がこのほど行った調査によると、納入側(卸・メーカー)の導入企業数は6月1日現在で2万1627社となり、前回調査時(24年12月1日時点)に比…続きを読む
【関西】大東商工会議所、大阪府事業承継・引継ぎ支援センター、日本政策金融公庫(日本公庫)東大阪支店は、大阪府大東市内の事業承継にかかる課題解決に向けて、事業承継連携スキームを構築した。6月30日に発表した。 同スキームを構築した3機関によると大東市…続きを読む
【北海道】ヤグチ札幌営業所はこのほど、札幌コンベンションセンターで「2025ヤグチ札幌業務用見本市」=写真=を開催した。「有用性・利便性に長けたパフォーマンス重視!『4P(ヨンピー)フード』のご提案」をテーマに約80社が出展し、飲食業関係者ら取引先を…続きを読む
国分グループが展開する流通加工事業が独自の広がりを見せている。低温フレッシュ分野を担う国分フレッシュ・フードトランスは、首都圏の複数のプロセスセンター(PC)で、生鮮仲卸の青果や水産物のカットをはじめとする加工を代行。人手不足に悩む食品SMのバックヤー…続きを読む
【関西】ヒガシマル醤油は25年度実績を1.1%増で折り返した。誕生60周年の「うどんスープ」=写真=で消費者とのエンゲージメントを高めて売上高3.5%増と増益だった24年度に続き、今期も堅調。下期は麺関連市場の拡大を見込み、「うどんスープ」を軸にうど…続きを読む