バナナ界のセレブ「熟れっ子バナナ」の魅力解剖 理想郷で育ちました

2007.10.10 147号 2面

日本人が一番食べている果物、バナナ。一口にバナナといっても、いろんな種類がありますね。イオンの店の売場で赤い絨毯に鎮座している、バナナ界のセレブ「熟れっ子バナナ」。彼らはどんなふうに育つのでしょう、また、どんな特長があるのでしょう?バナナ選びがより楽しくなる情報もご紹介します。

◆商品開発担当者のイチ押しトーク

熟れっ子バナナのふるさとは、フィリピン・ミンダナオ島。ダバオという市街地から車で約1時間半ほど行くと、見渡す限りのバナナ農園です。標高約550~900m前後の高地で育てられている熟れっ子バナナは、とても力強く、たくましく実っています。

なかでもアコスタ農園は、周辺環境に配慮し、自然との共存を実践している農園の一つです。豊かな環境を活かし、自然に近い状態でバナナを育てています。

それを支えているのが、現地生産者の努力。徹底した管理体制と、より最高の状態でお届けしようとする熱意にあふれています。彼らは育種研究、集荷場や冷蔵施設などの整備や、自然環境や地域社会への貢献活動も積極的に行っています。まさにそこは、最高のバナナが育つ理想の環境です。

(イオン(株)食品商品本部農産商品部 頼房伸吾さん)

◆知っておいしくバナナ情報

○目で見る、バナナのおいしさ

高地栽培のバナナは低地栽培バナナに比べ、甘くなるためのデンプン質の細胞が大きい。そのため甘さや酸味が際立ち豊潤な味わいになる。

○スポーツの秋に

スポーツ選手にバナナ愛好家が多いのは、バナナに含まれる多種類の糖質が運動時の栄養補給に適しているから。バナナには、ブドウ糖、果糖、ショ糖などいろいろな種類の糖質が含まれている。糖質の種類によって体内にエネルギーに変わる速さが異なるため、バナナは即効性にも持続性にも優れた食品と言われる。

◆「熟れっ子バナナ」の特長

こだわり1 高地にある農園で栽培

こだわり2 水はけが良い斜面を中心とした適地で栽培

こだわり3 大房の部位だけを選定

こだわり4 時間をかけて熟成加工

◆高地栽培について

「高地栽培」という表示を見かけるけれど、高い所で育つとなぜ良いの?

甘さのもととなるデンプン質をたっぷり蓄え、糖度が高く、果肉密度の濃いバナナになります。高地は夜の気温が低いため、低地では約10ヵ月のところ、約14ヵ月かかるからです。その結果、追熟加工(※)すると、甘くてもっちりした食感のバナナになります。

※青いバナナから黄色いバナナに熟成を進めること

◆カンタン幸せバナナスイーツレシピ 秋らしく和風に「バナナ巻」

■材料(8個分)

熟れっ子バナナ…2本

こしあん…100g

ホットケーキミックス…100g

卵…1個

牛乳…1/4カップ

しょうゆ…小さじ1/2

サラダ油…適宜

■作り方

(1)ボウルに卵を入れて泡立て器で白っぽくふんわりするまでよく混ぜ、Aを加えて混ぜる。ホットケーキミックスを加え、なめらかになるまで混ぜ、ラップをかけ10分ほど休ませる。

(2)フライパンを熱して油を薄くひき、弱火で(1)を18cm長さの帯状に流して焼く。表面に気泡が立ってきたら裏返し、約30秒焼く。同様に8枚焼く。

(3)バナナは皮をむき4等分に、あんは8等分して、(2)にのせて巻く。

◆あなたご自慢の食べ方を教えてください

熟れっ子バナナを使ったバナナスイーツレシピ募集!12月号新聞紙面とWEB上で作品発表会を行います!

バナナを使ったおやつアイディアを大募集。写真でもイラストでもレシピメモでもOK。優秀作は、プロの料理人が料理を再現し撮影したうえ、12月10日の百歳元気新聞と日本食糧新聞社のホームページで作品を発表し、編集部より「バナナスタンド」を進呈します。

【応募方法】ハガキに(1)レシピアイディア(2)氏名(3)年齢(4)〒住所(5)電話番号(6)熟れっ子バナナへの感想などを明記し11月15日までに郵送。厳正な抽選の上、当選者を決定し発送をもって発表にかえる。あて先は〒105-0003東京都港区西新橋2-21-2 第一南桜ビル 日本食糧新聞社・百歳元気新聞「熟れっ子バナナスイーツレシピ」係まで。FAX03・3459・4654、ネットhttp://www.nissyoku.co.jpでも受付。

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