有機セレニウムイーストといっても多くの人にはなじみがないだろう。セレニウムとは私たちの身体の九五％以上を占める酸素・炭素・水素・窒素の四大元素のほかに含まれているミネラルの一種。そのバランスは大変壊れやすいといわれ、適宜補給することが必要な栄養素といえる。

先日行われた有機セレニウムイーストの発表記者会見で有機セレニウムの効果と役割について説明した社会福祉法人合掌苑理事・診療所所長の中山光義博士によると、日本人のセレニウムの摂取量は戦後、食生活の変化で減少し、これががん発生率の増加の一因になっているという。

発表会では同時にセレニウム製品の「セレマックス」と「セレクロン」が紹介された。

「セレマックス」の発売元はライフメイト（株）で日本で初めて醸造酵母を使用し、独自の技術によって抽出精製に成功した有機セレニウムイーストを使用している。

「セレクロン」の発売元は（株）サァールで、有機セレニウム酵母に各種栄養成分の多いクロレラを配合した栄養補給食品だ。

なおセレニウム研究会では第一回有機セレニウムセミナーの開催も予定している。問い合わせはセレニウム研究会事務局まで（０３・３３６６・３２６８）