波動を高める食事学:にんにく

2001.06.10 70号 15面

今月号の特集「無臭にんにく」(一~三面)に絡め、このコーナーでもにんにくについて考えてみよう。

日本では、にんにく=滋養・強壮、というイメージが先行している感がある。古代よりの知恵を授かりつつ、現代科学の進歩により、

そのほかにもさらに様々な効用が明らかになっている。血圧降下・血中コレステロールの低下・血栓予防・抗感染症などである。生にんにくについて、波動測定を行ったので、その結果を別表に示す。免疫機能をはじめ、どの項目も非常に高い数値となった。

ところで、にんにくの当て字に「忍辱」と書くことがある。薬効があるから臭気を堪え忍んで食べるという意味が込められているのだろう。とはいうものの、あの特有のにおいが気になる人も、何とか工夫して摂取するよう心掛けていただきたい。例えば、食後に牛乳・チーズなどの乳製品や、お茶・コーヒーやレモン・梅干しなどを摂取すると消臭効果があるといわれている。

また、にんにくは非常に刺激が強いので、空腹時の生食は避け、一日に生なら一かけを、加熱したものなら二~四かけを限度として、上手に食卓に盛り込み、健康管理に役立てたい。

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