「聞いて効いて」:東ハト、ホワイトソルガム使用の「野菜市場・赤野菜」など発売
いま米国で、トウモロコシ・大豆・小麦に次ぐ「第四の穀物」として注目されている新素材“ホワイトソルガム”を使ったスナック菓子『野菜市場・赤野菜』『同・青野菜』が、(株)東ハト(東京都渋谷区、03・5352・8100)から発売された。
ホワイトソルガムは小麦の約二倍の食物繊維を含むほか、高タンパク質・高繊維・低脂肪で、必須アミノ酸も豊富。特に乳幼児に不可欠のヒスチジンという必須アミノ酸を多く含んでいる。
同品は、トマト・ニンジンなどの赤黄色野菜を生地に練り込んだトマト味の『赤野菜』と、ほうれん草・キャベツなど緑黄色野菜を使ったコンソメ味の『青野菜』の二種がある。いずれも野菜分を五〇%含むノンフライスナックだ。食感はコーンスナックと似ているが、さらに軽くて口溶けがよい。
ホワイトソルガムは、自然環境に強く、施肥や除虫などが少なくても収穫できる“自然派作物”。米国などではパンやビールの原料などとして小麦の替わりに使われている。また遺伝子を組み換えたものが栽培されていないため、同原料が混入する恐れもないという。同社では今後さらにホワイトソルガムを使った商品を発表していく構えだ。
▽内容量七〇グラム、オープン価格