薬食同源・韓国の食材を使ったヘルシーレシピ:五味子花菜(オミジャファチェ)

2002.03.10 79号 9面

デザート感覚で楽しめる薬茶『五味子花菜(オミジャファチェ)』

〈材料・1人分〉

・五味子茶……ティースプーン5杯

・イチゴ………………適宜

〈作り方〉

(1)五味子茶を、カップ1の水で割る。

(2)花形に薄切りしたイチゴを浮かべる。

〈五味子・オミジャ〉

甘味・酸味・苦味・塩味・辛味の5つの味を含むといわれる五味子の実は、血糖値を下げる生薬としても使われる。実を煮出して作るお茶は、爽快な香りと酸味が特徴で、ナシやスイカなどを浮かべてフルーツポンチ(花菜・ファチェ)として楽しんだりする。

●『五味子茶』290グラム入り500円

◆箸休め2 韓国の伝統茶

古くから韓国では「薬食同源」の考えのもと、穀物や果実などを身体に良いお茶として楽しむ習慣がある。

香ばしい「コーン茶」、身体を温める「スジョングァ」(生姜とニッキ)、「朝鮮人参茶」「クコ茶」「双和茶(韓方茶)」など200種以上の伝統茶があるという。また薬効の高い果実をハチミツで漬け込み、水(湯)割りで飲むタイプもある。消化を助ける「柚子茶」、のどに良い「花梨茶」、血糖値を下げる「五味子茶」は、最近日本でもデザート感覚で人気のドリンクとなりつつある。

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