波動を高める生活学:タマネギ
「困った時はタマネギに頼る」‐煮ても炒めても、生でスライスしてもOKのタマネギは、献立に悩む主婦の、頼もしい味方である。
ところがこのタマネギ、日本での歴史は意外に新しい。明治時代に北海道で作られたのが始まりで、
その後、大阪などで作られるようになったそうだ。逆に海外に目を移すと、紀元前三〇〇〇年に古代エジプトで食されていた記録もあるほど、由緒ある野菜なのだ。
さて、タマネギといえば涙を誘う野菜としても有名。その原因は硫化アリルという成分で、タマネギの独特の辛みと香りの元になっている。それだけにとどまらず、新陳代謝を良くしたり、疲労や不眠症にも効果的だと発表されている。そこで今回の波動測定は、ちょっと変わった項目を試してみた。
市販のタマネギの測定数値を表に示す。メンタル系の項目「ストレス」や「イライラ」、そして「疲労」や「不眠症」などが、軒並み二ケタ数値になった。これは、ほかの野菜ではあまり見られない傾向である。実際に、日常で食事の中に多く取り入れると、鎮静作用を発揮して神経を落ち着かせてくれる。また、寝る時に枕元にタマネギのスライスを置いておくと、安眠の手助けになる。心当たりのある人は、ぜひ試してほしい。
ただし、犬や猫などのペットは、タマネギを食べると硫黄化合物により赤血球が壊される。その結果、溶血性貧血となり、死んでしまう場合もあるとか。人には栄養面でも精神面でも有効なタマネギだが、ペットには用心が必要だ。波動数値は、人体に及ぼす期待値と考えてもらいたい。