わいわい中医ダイエット(第4回)チベットのヒツジが痩せるお茶で私も痩せた!
今回は、羊子先生の推奨する『中医ダイエット』の中心的存在である『三爽茶』について先生に詳しく聞くとともに、成功実例集を紹介します。
私の出身地、中国・チベットの一部の地方では昔から「柳茶」というバラ科の植物の枝や葉をお茶として飲む習慣があります。消化不良や胃痛に効果があり、その他の健身作用もあるとして親しまれてきたのです。それからもう一つ。私たちチベット民族は放牧を主な仕事としているので、ヒツジなどの家畜は大事なものなのですが、柳茶はその「大切なヒツジが食べると痩せてしまうので、食べさせてはいけない」と長く言われてきました。
これは生活習慣病が蔓延する現代の私たちにとっては、ありがたいことです。いまでは薬理の研究の結果、体脂肪が減少すること、脂肪が粘液性変質をすること(脂肪の油分が溶けて排泄されること)が分かっています。つまり身体全体の新陳代謝を活発にし、中性脂肪やコレステロールを下げる作用、脂肪を燃やす作用、脂肪分解作用があるということです。この柳茶を中心に、水分代謝を活発にする蓮の葉、身体の余分な水分を残さないようにするスギナ、ストレスを和らげ心身ともにリラックスさせるシベリア人参‐‐の四つのハーブを配合したのが日本で発売されている『三爽茶』です。
また、三爽茶は普通、体質に合わせた漢方薬などを組み合わせて使いますが、体質によっては単独でも効果の出る例が多くあります。
実例その(1) 大好きなビールを飲みながらも四キロ減少 三一歳 男性
▼食べるのも飲むのも大好き! 中医ダイエットキャラクターでいうと、いつだって食欲旺盛! の「たまりちゃん」タイプ(湿熱太りタイプ)
身長一六六センチメートルで体重六四キログラム。学生の頃の五八キロがベストと考えダイエットを開始しました。三爽茶を昼食後二包、夕食後二包お湯に溶かして飲みました。半月しても体重の変化はなかったのですが、オシッコの出がすごく良くなってきました。新年明けの飲み会続きの時期、普段よりもよく食べ、よくお酒を飲んでいる割には体重が増えないのは、考えてみれば“儲け物”です。
一カ月後、大好きなビールを全くやめていないのに、体重が六三キロに。この頃からやる気が出て、ご飯を二杯から一杯に、炭水化物を少し減らしてタンパク質をしっかりとるようにしました。二カ月後六一キロ前後、三カ月で六〇キロと三キロも減少したので、四カ月後からは三爽茶は一日三包に落としました。特に食事制限はせず、昼は定食を普通の量食べ、夜は大体ビール三五〇ミリリットルを二本飲んでいます。その分、おかずはしっかり食べご飯を少なくしていたら、いまは五九・六キロ。三爽茶を飲んでいると少し食べ過ぎたかなと思った時も思ったほど体重が増えません。理想の体重になっても一日一~二包続けてみようと思います。
実例その(2) コレステロール値が下がった! 五六歳 女性
▼人間ドックに入ったところ、高脂血症の診断。中医ダイエットキャラクターでいうと、顔色どんよりの「くすみちゃん」タイプ(お血太りタイプ)
コレステロール値が二九七もあり、薬局を訪れました。『三爽茶』を一日に二回、一回に二包をお湯に溶かして飲むようにとのことで、食後に励行しました。二カ月後の再検査で数値は二六三になったので、これは効果があるのかなと続けたところ、嬉しいことに八カ月後には二一八まで下がりました。いまも一包ずつですが、一日三回飲むようにしています。
◆羊子(ようこ)先生のプロフィル
北京で中医学(中国漢方)を勉強したのち渡米、ホリスティック栄養学を学ぶ。
羊子先生への質問をお待ちしております。ご質問いただいた方には「三爽茶お試しセット」を差し上げます。
百歳元気新聞編集部=FAX 03・3459・4654
ホームページ http://www.nissyoku.co.jp/