ぶどう 初秋の身体にブドウ糖、果糖を 鮮度がいいうちに、1粒ずつ冷凍しても

2008.09.10 158号 01面

 暑い時期からお目見えの小粒が愛らしいデラウェアに加え、秋の気配を感じたら大粒ものもたくさん。巨峰にマスカット、種なしピオーネも。ブドウ糖や果糖は食べるとすぐにむだなくエネルギーになる。皮はポリフェノールも含む。猛暑の後の身体に甘みが癒しをくれる。

 選ぶときは、皮にはりのあるもの、色が鮮やかで濃いもの、粒の大きさがそろって落ちていないもの、軸が緑色をしているものを。

 室温で保存、または紙で包んでからポリ袋に入れて冷蔵庫へ。比較的日持ちする果物だが、室温で数日、冷蔵で2週間近く保存できる。鮮度がいいうちに1粒ずつ房からはずし、冷凍するという方法もある。

 ◆ぶどうを楽しくカットして

 ○フラワーカット

 (1)ぶどうは1粒ずつ房からはずし、皮だけに十文字の切り目を入れる。

 (2)切り目の部分の皮を手でむき、皮を花びらのようにふくらませる。

 ○ぶどうと桃の盛り合わせ

 紫色の巨峰と緑色のマスカットの皮を丸むきして、もとのぶどうの房のように盛って。微妙に違う色合いが楽しい。

 『完全保存版 フルーツ・カットテクニック』(講談社・平野泰三著)から

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