ほうれん草 霜にあたるとなぜ甘い?
鉄、マグネシウム、マンガン、亜鉛などのミネラル類、カロテン、ビタミンB群・C、葉酸などを含むほうれん草。本来の旬である冬取りほうれん草は、夏取りと比べてビタミンCが3倍、他のビタミンやミネラルの含有量も総じてアップ。これは、植物が低温になると耐寒のため養分濃度を高めて凍りにくくする性質を持つため。「霜にあたるとほうれん草は甘味が増しておいしくなる」は、こうしたことから。独特のえぐみも、冬は地温低下により代謝が少なくなりシュウ酸が減少するためマイルドに。
この時期は、さらに寒にあてて栽培することで低温ストレスを与え、糖度や甘味をアップさせる「ちぢみほうれん草」も登場。厚い葉肉を楽しんで。
◆ほうれん草のエッグベジマヨトースト
<材料・1人分>
・食パン(6枚切り)…………………………1枚
・ほうれん草……………………………………正味20g
・ウインナーソーセージ………………………1本
・卵………………………………………………1個
・「ピュアセレクト コクうま 65%カロリーカット」……大さじ4
<作り方>
(1)ほうれん草は5cm長さに切り、ソーセージは8等分の輪切りにする。
(2)耐熱皿に食パンをのせ、(1)のほうれん草・ソーセージをのせ、パンの縁に沿って土手をつくるように「コクうま」大さじ3を絞り、中央に卵を割り入れ、卵黄につまようじを刺して穴をあける。
(3)(2)をラップをかけずに電子レンジ(600W)で1分30秒加熱し、卵に少し火を通す。
(4)(3)に「コクうま」を細口で大さじ1くらいを絞って線を描き、オーブントースターで焼き色がつくまで焼く。
レシピ=味の素KK