春です!元気いっぱいのベビーリーフサラダを食べましょう
みずみずしいサラダをたっぷり食べたい季節の到来です。栄養価の高いオーガニックのベビーリーフをぜひ。その魅力を、果実堂の高瀬貴文さんにうかがいました。
●ベビーリーフは幼葉
ベビーリーフは野菜の幼い葉っぱです。水菜・小松菜・ほうれん草・オークレタス・ロメインレタス・ビートなど、年間で16品種を選定して栽培し、タイミングを合わせ、おいしい組み合わせになるようミックスしています。
野菜は大人になるために葉っぱがたくさんの養分を使いますが、ベビーリーフはその前に収穫しているので栄養価が高いのです。たとえば、水菜や小松菜はベビーリーフの場合、ビタミンAが通常のものの2.5倍とされます。
春先はこれらのレギュラーメンバーに加え、ルッコラなども入ります。
●植物生理学で最適に
植物生理学に基づき、科学的な視野で最適の環境になるようにしています。例えば、自社で土壌分析をして必要な分だけ肥料を与える。過剰な肥料は環境汚染につながり、味にも影響します。土壌の微生物層に多様性があり、豊かであることが有機栽培の特徴だと思います。
虫対策は、すき間がないようにハウスを管理して、天然由来の忌避剤を使っています。水分・肥料の管理を徹底することで植物自体が健康に強く育ち、虫にやられにくくなります。収穫後も、もちろん厳しく選別を行います。
収穫の目安は10cm前後になる頃。季節によりますが、夏場の温度の高い時期は種まきから14日で収穫、冬は40~50日かかります。研究所でしっかり分析をして、栄養価の高い野菜を使用。そこが弊社の強みといえます。創業から18年、トップバリュ商品になって約13年、年間を通しておいしさと栄養で、品種を選定し続けています。
健康のある場所、果実堂のベビーリーフをぜひ召し上がってみてください。
◇農家飯
基本はサラダ。他にもサーモンや、初夏にはかつおのカルパッチョ、パスタ、カレーライス、ピザ、何でもOK。上にこんもりとトッピングしたり、合わせて軽く炒めたり。彩りも栄養もグンとアップ。変わり種としてはみそ汁にも!
なんといっても包丁いらずなのが魅力。夏場以外は冷蔵保存で1週間程度もつので、冷蔵庫に常備しておけば、あらゆるメニューに大活躍です。
◆ベビーリーフとトマトのペペロンチーノ
<材料・2人分>
・ベビーリーフ……50g
・トマト……1個
・ベーコン……3枚
・にんにく……1片
・オリーブオイル……大さじ2
・スパゲッティ……200g
・塩、こしょう……適量
<作り方>
(1)鍋に湯を沸かし、小さじ1の塩(分量外)を入れ、スパゲッティをゆでる。
(2)フライパンにオリーブオイルを入れ、みじん切りにしたにんにく、細切りにしたベーコンを炒める。皿にざく切りにしたトマトを入れ、塩・こしょうで味を調える。
(3)フライパンの火を止め、ベビーリーフを入れる。
(4)(1)のスパゲッティを(3)にからめる。
●「トップバリュ グリーンアイオーガニック ベビーリーフ」(三重県産)
※季節やエリアにより取り扱いのない場合がございます。
※産地、売価は店頭でご確認ください。
●グリーンアイオーガニックとは
自分のため。家族のため。そして持続可能な未来のために。オーガニックライフをもっと身近に
化学的に合成された農薬や化学肥料に頼らずに、遺伝子組換え技術を利用せず、環境への負荷をできるだけ減らしてつくられたことを表す有機JASマーク。グリーンアイオーガニックの商品すべてが、この有機JAS認証を取得しています。