新潟・石川・長野、お雑煮自慢 あなたのお好みはどれ? イオンリテール北陸信越カンパニー

2014.01.01 222号 04面
石川県白山市「六星」のおもちとお雑煮

石川県白山市「六星」のおもちとお雑煮

 おもちと土地の産物をひとつの鍋で煮るお雑煮は、とても地域性が出る料理。おいしいものがたくさんある北陸信越エリアのお雑煮は、こんな顔ぶれです。

 豪雪地方の新潟では、昔はお正月のもちつきや塩鮭作りは「ハレ」のごちそうだけでなく、越冬の準備という側面も。とはいえ、具だくさんのお雑煮に塩鮭を加え、いくらがトッピングされた親子雑煮はなんともゴージャス。おもちは県産最高級のこがねもちを角もちにして、味はしょうゆベースです。

 石川県では、能登や金沢では角もちで、関西に近づくほど丸もちの割合が増えてきます。だしは北前船のなごりか、昆布が主流。具は三つ葉やせり、県産のゆずと、シンプルかつ上品です。

 長野県は、もちは角もち、味は煮干しとかつおだしでしょうゆ系ですが、具はエリアによって特色が。南信は野菜中心で鶏肉、北信は季節の野菜を何でも入れ、そこにちくわ、うどん、卵を入れることも。五色の具を入れると良いといわれています。松本などの中信では、野麦峠を越えて入ったブリを山の幸と合わせます。昔のブリ街道のなごりとされています。

 各県、各地域の味自慢をイオンのお店でどうぞ。

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