百歳さんこんにちは:愛知県・皿井千代子さん(101歳)

2013.12.01 221号 06面
信仰心を大切にしている

信仰心を大切にしている

玄米おにぎりが大好き

玄米おにぎりが大好き

 愛知県知多郡東浦町の皿井千代子さん(101歳)は信仰心が篤く、笑顔を絶やさない。「さまざまな宗教を体験しましたが、得心したのは大自然が唯一の神。私の心には神様が住んでいます」とよどみなく話す。

 ●身体が弱かった幼少時代

 名古屋市の出身で6人きょうだいの3女として生まれた。「生まれた時から身体が弱く、当時は貴重だった牛乳を毎日与えられ、きょうだいから“身体の弱い子はいいね”とうらやましがられました。8歳の時には結核にかかり医者から見放されました。しかし、両親は信仰心と周囲への感謝の気持ちが強く、両親のおかげで治りました。私をいたわってくれた両親には、言葉で尽くせないほど感謝しています」と語る。

 ●指圧療法の創始者に学ぶ

 高等女学校を卒業した頃は心臓が弱かったが、徐々に回復。40歳の時、指圧療法の創始者・浪越徳治郎さんに師事する機会を得た。

 浪越さんは、吉田茂元首相をはじめ歴代の総理大臣11人を指圧したほか、マリリン・モンロー、モハメド・アリにも指圧したことで知られる第一人者。浪越さんの指導を受けるため、東京まで週に2回通ったという。

 努力が実り師範の資格を取得、地元で「皿井の指圧」を開業した。「80歳までは商売としてやってきましたが、その後はボランティアとして施術しています」。

 ●朝食はパン。お寿司が好物

 千代子さんは現在、長女、4女の3人でマンション暮らし。長女の寿子(かずこ)さん(80歳)は、東浦町にある社会福祉法人「愛光園」の創設者で、介護老人施設や障害者支援のための就職トレーニングセンター、障害者が働くファーム、自然食レストランなどを幅広く運営している。

 千代子さんは自然食レストランの玄米おにぎりが大好きで、週に何度かファームを訪れる。食べ物は好き嫌いがなく、朝はパンで、ごはんは2分づきに決めている。好物はお寿司。「食事はそれぞれの命を頂いています」。

 いつも大切にしている言葉は「喜びと感謝の心」だ。

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