特集・食品工場とロボット THE NEXT STAGE:Special Interview=アールティ・中川友紀子氏

2019.10.01 270号 24面
唐揚げの盛り付けを想定したFoodlyの運用イメージ。同じコンベヤラインに人と並んで安全に盛り付け作業ができる。キャスターが付いているため、移動もしやすい

唐揚げの盛り付けを想定したFoodlyの運用イメージ。同じコンベヤラインに人と並んで安全に盛り付け作業ができる。キャスターが付いているため、移動もしやすい

番重に山積みされた唐揚げを一つ一つ正確に識別・認識し、トングでつかむ

番重に山積みされた唐揚げを一つ一つ正確に識別・認識し、トングでつかむ

胸部のカメラ(黄色矢印)で弁当容器の形状などを判別し、定められた位置に盛り付けていく

胸部のカメラ(黄色矢印)で弁当容器の形状などを判別し、定められた位置に盛り付けていく

操作はこのタッチパネルで行う。通常は作業方向と弁当(製品)の種類、盛り付けるおかず(食品)を設定するだけで稼働を開始できる

操作はこのタッチパネルで行う。通常は作業方向と弁当(製品)の種類、盛り付けるおかず(食品)を設定するだけで稼働を開始できる

マグネットを用いたハンド部のため、トングを簡単に取り換えられる。衛生管理もしやすい

マグネットを用いたハンド部のため、トングを簡単に取り換えられる。衛生管理もしやすい

 ◆開発者が語る人型協働ロボット「Foodly」(フードリー) 山積みの食品を見分けて取り出せる
 今年7月に開催された「FOOMA JAPAN 2019(国際食品工業展)」で、来場者やメディアの注目の的になった(株)アールティの人型協働ロボット「Foodly」。弁当工場の盛り付けラインでの活用を想定して開発され、これまでのロボットでは難しいとされていた山積みの食品を見分けて取り出す作業を可能にした。開発に携わった同社・中川友紀子社長に、Foodlyの

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