特集・ロスのない工場で環境負荷低減:先進事例1=ケンコーマヨネーズ・西日本工場
JR西舞鶴駅より車で約10分のケンコーマヨネーズ西日本工場。主原料のジャガイモは、北海道小樽港から舞鶴港へ毎日フェリーで送られてくる
○ポテトピールの液状飼料化でより高度なゼロエミッションを実現 マヨネーズを中心とした調味料やロングライフサラダなどを製造・販売するケンコーマヨネーズ。経営理念に「心身(こころ・からだ・いのち)と環境」を掲げ、工場のゼロエミッション活動を積極的に展開する中、10年に西日本工場内に飼料製造プラントを導入。産業廃棄物として処理していたジャガイモの皮「ポテトピール」を液状化飼料(エコフィード)に加工し、養豚飼料として販売するなど、廃棄物の飼料化を推進するこ