特集・食品工場の環境微生物の制御:解説1=食品工場の環境モニタリングの対象微生物とその検査方法

2024.09.01 329号 75面

 食品工場においては、製品や原材料、包装容器などを汚染する原因となる製造環境由来の微生物を確実に制御することが求められている。空気中から落下したカビや酵母、大腸菌群、洗浄・殺菌不足の機械・器具を原因とするリステリア菌・サルモネラ菌などの微生物による汚染対策として、環境モニタリングの重要性が指摘されている。そこで今回は、食品工場の環境モニタリング対象微生物とそれを制御するための検査方法、検査結果に基づく適切な汚染低減策のほか、GFSI要求事項やFSSC22000における環境モニ

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら