特集・実践!異物混入対策(毛髪・体毛編):基調記事=毛髪混入の実態と防止策

2011.03.01 167号 18面
片桐史人氏

片桐史人氏

(写真1)一般生菌測定用の標準寒天培地で髪の毛を培養した結果。細菌類が付着していることが分かる

(写真1)一般生菌測定用の標準寒天培地で髪の毛を培養した結果。細菌類が付着していることが分かる

 食品メーカーに寄せられるクレームで常に多くを占めるのが異物混入によるもの。過去10年ほどの関連データを追ってみても、この傾向は変わらない。異物混入対策は永遠の課題なのか。  だが、多くの工場取材を通して知ることがある。何らかの仕組みや工夫を取り入れ、継続できるものであれば、たとえ「ゼロ」は無理でも確実に混入を減らせるということ。  もっとも、その方法はたくさんある。自社の工場にフィットした、継続できる実践ノウハウを見つけること

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら