厚労省、リスク評価依頼で既存の樹脂などを優先

 厚生労働省は2日に開かれた食品安全委員会の会合で、改正食品衛生法で大きく変わる、容器、包装、食品機械、器具などに使う樹脂のポジティブリスト化について、リスク評価の依頼手法を説明した。ポジティブリスト化する樹脂の種類が2500以上もあり、それぞれの基準などを検討すると2020年6月までの改正食衛法の施行に間に合わないという。
 昨年公布された改正食衛法ではHACCPの義務付けに加えて、容器などに使う合成樹脂について、残留農薬と同様にポジティブリスト化が

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