味の素社、パキスタン市場へ事業基盤 配荷力ある現地資本と合弁

調味 ニュース 2016.04.08 11336号 02面

 味の素社は、パキスタンの風味・メニュー調味料市場へ本格参入し同国に事業基盤を構築する。まずは6年後に売上高約13億円(11億パキスタンルピー)を目指す。このため、同国全域の小売店18万店へ配荷力を持つ卸店を有するラクソングループとの合弁を、タイのバンコクにある完全子会社の味の素アセアン地域統括社(高藤悦弘社長)が資本金約12億円(10億パキスタンルピー)の85%を出資し7月に設立する。早期の基盤確立には現地企業との提携が有効と判断した。  味の素グル

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