くらコーポレーション、国産天然魚の未利用部位を活用 養殖用飼料に
「さかな100%プロジェクト」事業説明会には宇和島から漁業関係者も応援に駆け付けた
くらコーポレーションは、東京都内で大手回転寿司チェーン初となる国産天然魚の未利用部位を活用する「さかな100%プロジェクト」を開始した。同社国産天然魚加工センター・貝塚センターから出る年間約600tの魚の骨やアラなどの食べられない部位を養殖魚用飼料として活用する。今後は、さらなる未利用部位の飼料化で、肥料としての農地還元も視野に入れる。同社の大濱喬王プロジェクトマネージャーは「国産天然漁業と国内養殖漁業の融合による相乗効果で漁業の活性化につなげ、SDGs(持続可能な開発目標