こんにゃくパーク、「飲むおにぎり」減塩タイプを投入 約75%カット

飲料 ニュース 2019.10.07 11953号 03面
「減塩飲むおにぎり〈梅こんぶ〉〈梅かつお〉」

「減塩飲むおにぎり〈梅こんぶ〉〈梅かつお〉」

ヨコオデイリーフーズが運営する、日本の伝統食コンニャクを楽しく体感する施設「こんにゃくパーク」は、3月に発売した世界初のスパウト付きパウチ容器入りの国産原料にこだわった「飲むおにぎり〈梅こんぶ〉」「同〈梅かつお〉」の新アイテムとして、要望が多かった1食当たりの塩分量を約75%カットした「減塩 飲むおにぎり〈梅こんぶ〉〈梅かつお〉」を9月に発売した。

「飲むおにぎり」は発売以降、予想を超える反響を得ている。同社では、その要因をおにぎり(ご飯を握った固形物)としてこれまで定着しているものに対し、固定観念を覆すスタイルで提供したインパクトがあったことに加え、フレーバーが固定化されがちなスパウト付きパウチ市場で、「飲むおにぎり」という新たな切り口で簡便、時短ニーズに対応したことが評価されたと分析。

さらに、おにぎり1個分200kcalのエネルギーと賞味期限1年を実現したことで幅広い支持を集めた。消費者やバイヤーからは、「時間がない時や保存食としていい」「体調が悪い時にいい」「甘いゼリーじゃなくしょっぱいパウチ入り商品がほしかった」などの声が寄せられているという。

なお同品は、日本食糧新聞社主催で、日本各地で販売されている惣菜・弁当の中から、商品力・販売力・アイデア力のあるよりすぐりの受賞商品を展示および販売する「惣菜・べんとうグランプリ2019」で入賞している。

今回発売した新アイテムの「減塩 飲むおにぎり」は、特に介護系の消費者からの要望が多かったという。おいしさはそのまま、1食当たりの塩分を約75%カットした。2品とも、130g、200円(税別)。(青柳英明)

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