カルビー、学校に苗木贈るキャンペーン開始 環境配慮・顧客エンゲージメント深化

 カルビーは、2020年9月から開始している「折りパケ」運動と「カルビー ルビープログラム」の新体験プログラムとして、「学校の緑を増やそう!」苗木キャンペーンを4月1日から始動させる。新プログラムを通して、環境に配慮した企業活動と顧客とのコミュニケーションとエンゲージメントの深化につなげる。

 「折りパケ」運動は、スナック菓子などの空きパッケージを小さく折りたたんで捨ててもらうことで、ごみのかさを減らして、使用するごみ袋の量を減らす取組みで、これまで多くの消費者の賛同を得ている。同社では「折りパケ」運動を消費者と一緒に進めるため、「カルビー ルビープログラム」を導入。「ルビープログラム」は、専用のスマートフォンアプリを使い、折りたたんだ空きパッケージの撮影で商品に応じたルビー(ポイント)を獲得し、ためたルビー・スタンプで体験プログラムやキャンペーンに応募できる仕組み。これまで、カルビー大収穫際、工場見学体験、ジャガイモ収穫体験、ジャガイモ栽培・ファンミーティングなどさまざまな体験プログラムを案内している。

 新体験プログラムは、小学校単位で児童が主体的に参加できるユニークな内容で、同社から小学校に植樹(サクラの苗木)を提供する。児童や保護者などは、カルビー商品を楽しんだ後の「折りパケ」で、ごみかさ削減に取り組み、学校の緑を増やす活動への参加が可能となる。「学校の緑を増やそう!苗木キャンペーン」を通して、日本国内の小学校での思い出づくりの手伝いにつなげる。(青柳英明)

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