プラ容器再商品化 44団体が入札の優先枠撤廃要望 単価高止まりで

総合 ニュース 2018.06.22 11720号 01面

 プラスチック製容器包装のリサイクル(再商品化)委託先を決める入札制度で、材料へのリサイクルに設けた優先枠が落札単価の高止まりを招いている。入札制度が16年12月に突然変更され、競争環境が低下した結果だとして、食品産業センターなど食品産業に関連する44団体は、環境負荷低減と社会全体のコスト低減を図るとした規制改革会議や産業構造審議会の方針に反すると主張、同優先枠の撤廃など入札制度の見直しを強く求めていく。(川崎博之)

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