江東区立東陽中学校での11月20日提供の和食給食。出前授業を行った近茶流宗家・柳原尚之氏と一緒に囲み、話も弾んだ
和食文化国民会議が推進する和食・だし給食が浸透してきた。11月の「和食月間」で、だしが感じられる給食を全国の小中学校、幼稚園や保育園で提供。今年は前年比10.5%増の1万7503ヵ所となった。子どもは汁物などで和食の根幹を支えるうまみを体感した。また文化遺産登録10周年を祝い「1204和食セッション」を4日に開催。海外展開による日本戦略の深化、学習の出発点、柱になる食の可能性を発信した。昨年遺産登録された日本酒の製造組合との体験フェアも行い、次世代への継承、発展を促進した。