中小飲料メーカー特集

中小飲料メーカー特集:丸源飲料工業 あしたのジョーとコラボで地元墨田盛り上げ

飲料 2019.08.14 11923号 06面
あしたのジョーラベルのトーキョーサイダー

あしたのジョーラベルのトーキョーサイダー

丸源飲料工業は、トーキョーサイダーと漫画「あしたのジョー」のコラボレーションを実現している。墨田区は原作者の1人であるちばてつや氏が幼少期を過ごしたゆかりの地でもあり、物語は墨田区も舞台になっている。1947年に発売したトーキョーサイダーは、墨田区の活性化や東京スカイツリーの登場で、墨田区限定飲料として2011年に復刻版として再販した。今回、国技館が東京五輪・パラリンピックのボクシング会場に決定したこともあり、今回のコラボで側面的に地元墨田区を盛り上げる。そのほか今春アイテム追加した「ハーダース モナジュエル」や、秋冬向けに新しいフレーバーを提案する「ハーダース カフェ用フレーバーソース」にも注力する方針。

今回発売した「あしたのジョー」ラベルは全12種類。主人公の矢吹ジョー、ライバルの力石徹ほか懐かしい登場人物をラベルに採用した。まず夏のギフトとして12本をセット販売し、ネット上でも購入が可能。墨田区の販売店でも3種類に限定して配荷する予定。従来墨田区限定としてきたが、通常のトーキョーサイダーも近く全国で購入できる方向で検討中だ。

「モナジュエル」は、キラキラ光るまるで宝石のようなゼリーで、デザートやドリンクのトッピングに使える便利な製品。ハードゼリーながらソフトに砕ける食感で、ドリンクやデザートなどさまざまなメニューに使える。口栓付きパッケージでそのまま抽出でき、オペレーションも簡単。今夏から8アイテムにカラーバリエーションを増やした。問屋の展示会では、従来品よりも市場の反応が早く、サンプル要望や引き合いも急増している。

カフェ用フレーバーソースは国産業務用で品揃えが多く、和食のユネスコ無形文化遺産認定に伴い海外にない和のメニューを演出し、インバウンド需要を取り込む模索をする。抹茶、ほうじ茶、などの定番メニューに加え「くり」「かぼちゃ」「安納芋」など新和テイストソースの上市で、市場にストーリー性をもたせる提案を行う。(江端哲也)

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