日本自動販売システム機械工業会が総会 材料不足が深刻 改刷、前回の比でない
尾上広和会長
日本自動販売システム機械工業会(JVMA)は15日、東京・品川プリンスホテルで定時総会を開いた。冒頭、尾上広和会長は「2024年の改刷(新日本銀行券発行)は前回の比ではない。セルフ化が進み機械化が求められており、自販機は社会インフラの一貫になっていると自負している。ただ半導体、特にメモリーの供給に関して取引からは明確な数や納期の回答が出てこないほど、材料不足は深刻だ。所管官庁の経済産業省に部品調達で支援してもらわないと業界として完遂するのは難しいだろう」とあいさつした。