第一食品・小宮仁社長、完全院外調理が重要に
第一食品の小宮仁社長は21日のトレイメイク自動化システムの導入会見で、病院給食の市場規模は約1兆1000億円(直営5500億円、委託5500億円)で対象となる病床数は約150万床と推定。労働集約型で過酷な労働環境にある病院給食の職場は労働人口の減少とともに人的確保の難易度がますます上昇し、人手不足を解消すべく「病院や介護施設における食事提供方法の抜本的な見直しが必要だ」という。大半の病院の食事提供収支は赤字でコスト削減と煩雑業務軽減を目的に外部委託比率は高まっていくと見立て