カネカサンスパイス、山椒の持続可能性追求 農家支援乗り出す
宮田謙カネカサンスパイス常務取締役(左)と篠畑雄介篠畑農園代表
【関西】カネカサンスパイスが、世界に誇る日本独自の薬味「山椒」(サンショウ)の持続可能な生産体制の支援に乗り出した。今年1月には和歌山県有田川町のぶどう山椒農家「篠畑農園」と「実験栽培委託契約」を締結し、社内部署横断型プロジェクトを始動した。
原料選定から製造までの一気通貫で品質の高さを誇るスパイス専業メーカーだが、国内産地との連携は今回が初めて。収穫量が激減する山椒の持続可能な栽培環境の整備に力を注ぐ。
「山椒は小粒でも