ハローズ創立65周年特集

ハローズ創立65周年特集:食を通して好循環型の社会を目指す

小売 2023.10.27 12666号 13面
フードバンクが近隣の店舗から直接、食品を引き取ることができるスタイルを確立した。それがハローズモデルだ

フードバンクが近隣の店舗から直接、食品を引き取ることができるスタイルを確立した。それがハローズモデルだ

ハローズモデルでは店内でフードバンクに提供する商品を準備する

ハローズモデルでは店内でフードバンクに提供する商品を準備する

ハローズは2019年1月、「第6回食品産業もったいない大賞」で農林水産省食料産業局長賞を受賞した(写真は賞状を受け取った佐藤利行社長(左)と新井ゆたか審議官〈当時〉)

ハローズは2019年1月、「第6回食品産業もったいない大賞」で農林水産省食料産業局長賞を受賞した(写真は賞状を受け取った佐藤利行社長(左)と新井ゆたか審議官〈当時〉)

 ●フードバンクへの提供を促進 常設型での食料支援も
 ハローズは、2015年から社内で全店舗の食品廃棄率の公開をスタートしたが、当時は毎日1店舗で5~10kgの食品ロスが発生していた。また、公開する以前からも、食べられるものを廃棄することに対して従業員から「もったいない」の声が多数上がっていた。
 そこで始まったのが、フードバンクへの提供だ。店舗では販売できない賞味期限が近い商品を同社物流センターに集め、フードバンクの人に引き

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら