伊藤ハム、「グランドアルト」PR 専用トレーラーで巡回、10万人試食

「する~号」前で(右から)堀尾守社長、谷原章介、道端アンジェリカ、池内博昭取締役

「する~号」前で(右から)堀尾守社長、谷原章介、道端アンジェリカ、池内博昭取締役

 伊藤ハムは25日、1日に発売した特定JAS規格ウインナー「The GRANDアルトバイエルン」(グランドアルト)の発売記念キャンペーンを開始した。同日の東京・新宿駅前での体験イベントを皮切りに、全国6ヵ所を巡回して約10万人に試食の場を提供する計画。巡回には、この日が初お披露目となった専用トレーラー“グランド・ウインナーする~号”が活躍する。テレビCMも4月から放映する。

 「グランドアルト」は同社主力の「アルトバイエルン」を全面刷新した後継品。堀尾守社長は同日のイベントで「従来の『アルトバイエルン』をさらにおいしく、次元の違うウインナーに仕立て上げた。パリッとジューシーなだけでなく、コクとうまみ、上質な後味と深い味わいを持つ。同時に脂っこさやしつこさはない。4月の消費増税を乗り越えて買って食べていただける商品ができた」と胸を張った。

 会場にはタレントの谷原章介、道端アンジェリカも登場し、「する~号」の前でトークショーを行った。道端は赤を基調とした「する~号」車内を「かわいらしく、女性が入ってワクワクするデザイン」と称賛。「グランドアルト」の味わいを「スパイシーでコクがあり、野菜と一緒に食べても良さそう」と絶賛した。谷原も「大人向けの味わいで香りがいい。軽く焼いてケイジャンスパイスで食べたい」と高評価。

 中嶋徳治・加工食品事業本部事業戦略統括部事業企画部長は“ウインナー革命”を掲げ、「消費増税によって、消費の二極化がさらに進む可能性がある中、商品価値を高めた『グランドアルト』は増税に負けない“指名買い”してもらえる商品力を持つ。売上げも『アルトバイエルン』の20%増から最終的には1.5倍程度を目指す」と意気込みを語った。

 (本宮康博)

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