「皮までおいしい生ちくわ」

キャンペーンキャラクターに綾小路きみまろを起用

　紀文食品は6～7月にかけて、新たにカテゴライズした「プレミアムなちくわ」のプロモーションを展開する。消費増税後も上昇傾向にあるちくわの消費好調を受けて、梅雨から夏に食べる上質なちくわを切り口に、上向く需要をさらに喚起する方針。メーンユーザーである50～60代の女性に人気のタレント、綾小路きみまろをキャンペーンキャラクターに起用し、ラジオCMや店頭を中心に販促プログラムを実施する。

　同社によると、梅雨に入り湿度と温度が上昇する6～7月は家庭での食事の即食・時短ニーズが高まる。また価格帯別の生ちくわ市場動向データによると、150～200円未満、200円以上の上質ちくわ商品の販売数が12年と比べて上昇傾向にある。そこで地域限定商品だった「皮までおいしい生ちくわ」を6月から全国発売するとともに、他の付加価値型商品と合わせて「プレミアムなちくわ」とカテゴライズした計5品を販促強化する。これら即食型の練り製品需要を盛り立て、質を重視する消費者ニーズに応える。

　対象商品は「皮までおいしい生ちくわ」（税抜き希望小売価格379円）、「ほたてちくわ」（284円）、「チーちく」（229円）、「トマトチーちく」（229円）、「バジルチーちく」（229円）。

　（本宮康博）