自然解凍冷食、20年供給は6%減 業務用2割減に

 調理冷凍食品のうち、レンジ加熱が不要な「自然解凍品」の国内生産・輸入数量の合計(供給量)は20年、前年比6.0%減の9万8793tと2桁増だった前年から減少に転じた。新型コロナによる外食向けなど業務用の需要減少が響いた。供給額は輸送コストの上昇もあり、1.4%増818億円と前年に続いて伸びた。日本冷凍食品協会がこのほど、調査結果を公表した。
 調査は自然解凍冷食を取り扱っている同協会の会員企業65社が対象で、前年調査の60社から5社増えており、統計的

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