農水省、食料システム法施行へ準備急ピッチ
農林水産省は来年4月から完全施行となる食料システム法の即時運用に向け、準備作業を急ピッチで進めている。同法の柱の一つ、すべての食品を対象とする「合理的な費用を考慮した価格形成」について、特に監視を強化する「指定品目」を早期に定める。加工食品では牛乳・豆腐・納豆の3品目が、生鮮品ではコメ・タマネギ・キャベツ・馬鈴薯の4品目が対象となる見通しで、食料・農業・農村審議会で議論し、パブリックコメントを経て省令で定める。
これら指定品目ごとに価格交渉の際の参