新潟県漬物工業協同組合、柏崎刈羽原発再稼働に反対 県食品産業界から一石
佐久間大輔理事長
【新潟】県内漬物製造17社からなる新潟県漬物工業協同組合は20日、再稼働に向けて準備が進む東京電力の柏崎刈羽原発について、事故発生時の被害を鑑みて再稼働への反対を表明した。
佐久間大輔理事長は「われわれの存続に関わる」と語り、米菓やもち、水産練り製品など食品産業が集積する県の事情を踏まえ他業界の賛同に期待を寄せた。再稼働に向けて県の動向が注目される中、県食品産業界から一石を投じたかたち。
震災以降停止している国内最大の原発