食・時代の証言者:ファンケル・池森賢二名誉会長〈上〉

統計・分析 総合 2008.07.28 10021号 03面

 ◆お客さまの「安心」を支える絶対使命  「食」は人の命綱である。国家の定義は、自国民を食べさせられることにある、と聞く。しかし、近年、「食」には、この将来に不安を抱くような、さまざまな問題が起こっている。  食料自給率が30%台になった。元農林水産大臣の島村宜伸先生によると、国内産の原料だけでは、天ぷらそばの1杯すら作れないのだという。日本における食べること、つまり私たちの食事の足元は、それほど脆弱になっている。

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