ANICAV、FOODEXに出展 伊産加工トマトPR

生鮮食品 展示会 2021.04.09 12212号 09面
「レッドゴールド フロム ヨーロッパ」キャンペーンは2022年まで、日本・中国・韓国で展開

「レッドゴールド フロム ヨーロッパ」キャンペーンは2022年まで、日本・中国・韓国で展開

写真2

写真2

「レッドゴールド フロム ヨーロッパ」を展開中のANICAV(イタリア野菜保存食品産業協会)は、3月に千葉・幕張メッセで開催された「FOODEX JAPAN2021」において、イタリア産加工トマトの最新情報を大々的に発信した。

ANICAVはトマト保存加工企業を代表する世界最大規模の協会で、90社の会員は全イタリアの6割以上の加工トマトおよび、世界中ほぼすべての皮むきホールトマト製品を生産している。

「レッドゴールド フロム ヨーロッパ」は、ANICAVが欧州連合(EU)の経済協力により日本・中国・韓国のアジア3ヵ国で展開中の、100%欧州産のトマト保存食品のおいしさ、安全性、汎用(はんよう)性を推奨するキャンペーンプロジェクトで、2019年のスタートで今年は3年目となる。昨年はコロナの影響でFOODEX自体が開催中止となるなど影響があった。今年は4日間、日替わりで計5種の試食イベントも実施するなど、これまで温めてきた企画を一挙に公開する格好となった。

「コロナ禍で人数は多くはないものの、商社・インポーター・小売業者など、来場者はかなりの明確な意志をもってブースに立ち寄るので、実りあるビジネスマッチングになった。日本にはまだあまり入ってないチェリートマトや、イエロートマト、品種では高品質のサンマルツァーノなどの商品が注目された。」(レッドゴールド フロム ヨーロッパ・宮口香保里PRマネージャー)

「トマト缶はパスタだけでなく、『うまみ』つながりで味噌、醤油との相性もぴったり。チェリートマト缶やカットトマト缶を味噌汁に、ホールトマト缶をカレーに入れたり、トマトピューレをお寿司に使用したりと、使い方はさまざま。栄養価も高くそのまま食べてもおいしいので、災害時の野菜不足解消にも最適」(同)との言葉通り、海外出展ゾーンの中でもひときわ注目度の高いブースとなった。(石井美小夜)

【写真説明】

写真2:2日目の3月10日は、イタリアン&和イタリアン料理家・貝谷郁子氏(左から2人目)の「野菜のピッツァ職人風しょうゆ隠し味」および「サーディンの味噌トマトソースパスタ」の試食を実施。宮口香保里PRマネージャー(右から2人目)

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら