豊橋養鶉農業協同組合、味付けウズラ続々開発 地元の食文化を守る
組合の敷地内に開設した直売所
販売商品の一部
【中部発】2月に起きた誤嚥（ごえん）事故をきっかけに、西日本を中心に一部の自治体が学校給食でウズラの卵の使用を見合わせている。当然、学校給食での使用を見込んで計画的に生産していた農家は打撃を受けていて、ウズラの卵の一大産地である愛知県豊橋市にある豊橋養鶉農業協同組合でも、多くの水煮製品が行き場を失くし、その対応策に追われた。現在は味付け卵の開発と販売に注力しており、市場の活性化や地元の食文化を守るための取り組みとして進めている。（磯貝岳）
