台湾が輸入規制を撤廃

 台湾は11月21日、東京電力福島第一原発の事故発生後に導入された日本産食品への輸入規制措置を撤廃すると公表した。これで福島県・茨城県・栃木県・群馬県・千葉県の食品に対する放射性物質検査報告書、47都道府県に対する産地証明書は不要となった。
 台湾への日本産食品の輸出額は24年に1703億円で、国・地域別で世界3位に位置する。うち加工食品はアルコール飲料やソース混合調味料などを筆頭に、約4割の648億円に上る。規制撤廃による手続きの簡素化で、さらなる輸

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