笠原産業、栃木県産小麦にこだわり 産官学共同で地域ブランド開発推進

粉類 ニュース 2009.02.09 10114号 03面
栃木県産小麦で作った小麦粉を前に語る笠原健一社長

栃木県産小麦で作った小麦粉を前に語る笠原健一社長

笠原産業の本社工場

笠原産業の本社工場

 栃木県の製粉会社・笠原産業は「栃木産小麦の人気を高めたい」(笠原健一社長)と県産小麦にこだわった商品開発に力を入れている。地元の製造・販売業者などと「麦わらぼうしの会」を立ち上げ、大学との連携で付加価値の高い商品開発とその拡販に努める。その姿勢が評価され、07年には食品産業優良企業等表彰で農林水産大臣賞を受賞した。食品産業クラスター推進事業に参加し、地域ブランド開発にも力を注ぐ。  同社は1919年創業、現在の年商は約18億円。小麦使用量は年間3万~

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