生協特集:コープフーズ 福島産の納豆を守れ! 宅配が支える

特集 小売 2018.08.17 11748号 11面
納豆の品揃えが豊富(コープふくしまの店舗)

納豆の品揃えが豊富(コープふくしまの店舗)

大豆の会では生産者、消費者、メーカー、生協などが草取りを実施(写真提供=コープふくしま)

大豆の会では生産者、消費者、メーカー、生協などが草取りを実施(写真提供=コープふくしま)

 福島市の老舗納豆メーカー「大文字本店」が6月に廃業し、市内での製造者はコープふくしまの子会社コープフーズだけとなった。廃業の背景には、2011年3月の東日本大震災とそれに伴う福島第一原発の事故で消費者に選ばれなくなったことがあるが、コープフーズは生産者、消費者との連携で逆風に立ち向かう。生協の宅配事業という独自の販売チャネルが福島産の納豆を守る。  17年の1世帯当たりの納豆年間購入金額は福島市が6733円で、水戸市、盛岡市を1200円以上引き離して

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