3Dフードプリンターで印刷された寿司ネタ。未来の食はもうそこまで来ている（写真提供：山形大学ソフト＆ウェットマター工学研究室）

　●3Dフードプリンターで未来の食を体験

　東京商工会議所は12月4～5日、東京ビッグサイト東1ホールで高い技術力と新しいアイデアが出合うBtoBの総合展示会「ビジネスチャンスEXPO in TOKYO」を開催する。同展示会では、フード、ライフスタイル、ものづくり、サービス・DXの4分野から280の企業・団体、全国の商工会議所が出展する。ご当地グルメや地域の優れたものづくりなど、各地の多彩な魅力を披露、「気になる」「意味ある」BtoBの総合展示会を目指し、新規顧客開拓を創出する場にしたい考えだ。

　また、オープンイノベーションをテーマとした主催者企画ブースでは、フードテックの視点から、食の未来を変える「3Dフードプリンター」（山形大学・F-EAT）が登場する。寿司ネタの実演印刷をはじめ、低温凍結粉砕した粉から食品を生成する技術や食感解析AIなど、食を取り巻く環境にイノベーションを起こす新しい技術が体験できる。（糸洌亮人）

　▽事前来場登録＝https://bizchanexpo.tokyo

　▽問い合わせ＝東京商工会議所ビジネス交流部03・3283・7804