胃心伝真=諫言を聞く
諫言(かんげん)を聞く。意味は目下からの忠告や意見に耳を傾ける。物事を進め決断を下すのは、指導者(経営者)だが、その過程で人の意見や情報を聞くことが必要だ▼大事なのは、良い情報や話より、むしろ悪い情報、話を多く聞くこと。悪い報告には組織や会社存続にかかわる耳の痛い情報もある。しかし、指導者に伝わらなければ必要な手も打てないし、遅れが致命的な場合もある▼日本企業の幹部の多くは、指導者に耳の痛い情報を上申してまで自分がきらわれることはしない。また指導者は、自分の周りをゴマすり幹
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胃心伝真