ミクリード、マザーズ上場 個店向け業務用食材通販、知名度・人材確保へ
片山礼子社長
飲食店向けに業務用食材の通販事業を行うミクリードは16日、東京証券取引所マザーズ市場に上場した。新型コロナウイルス感染拡大で大きなダメージを受ける飲食店向け事業のため厳しい船出となったが、片山礼子社長は「悲観はしていない。当社のユーザーは居酒屋個人店をメーンに約1万軒。しかし、全国には居酒屋で12万軒、その他飲食店まで広げると45万軒の対象客層がある。新型コロナ終息後一気呵成(かせい)に攻めていきたい」と意欲を語った。業容拡大のための知名度向上と人材確保が上場の目的だ。(金