胃心伝真=飛べない鳥
吉野家の「オーストリッチ丼」が話題だ。同社ではオーストリッチ(ダチョウ)を第四の肉と位置付け、グループ会社で飼養・研究を進めているという▼日本におけるオーストリッチの産業化の動きは1990年代後半にあった。大型金融破綻があり、肉は高タンパク・低カロリー、皮・羽根は装飾品、脂は化粧品原料になる。飼料は牧草などで安価、鳴かなくて消化吸収率が高く(臭いが少ない)、畜産公害とも無縁という理由から遊休地を持つ土木企業などから副業として注目された。97年には業界団体も設立され、2008
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