前川製作所、空気冷凍システム「パスカルエア」開発 超低温フリーザー中心に訴求

パスカルエアは低温空気を直接冷媒として循環

パスカルエアは低温空気を直接冷媒として循環

 前川製作所はマイナス60~120度Cの低温空気を直接冷媒として循環させることで、マイナス50~100度Cの超低温領域をつくり出す空気冷凍システム「パスカルエア」の商品化に成功、1日から発売を開始した。  同システムは冷蔵庫内保持温度マイナス60度C時のCOP(成績係数)が0.5と、従来の蒸気圧縮式二元冷凍システム、液体窒素式などの既存システムと比較して約25%も効率を向上させており、この温度帯での代替超低温創出システムとして注目を集めそうだ。

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