握手する泉谷アサヒGH社長(右)と、伊藤味の素社長
アサヒグループホールディングス(アサヒGH)は、味の素から同社の完全子会社カルピスの全株式を約1200億円を投じ10月1日に取得する。カルピス社を傘下に加えることで、アサヒGHの清涼飲料事業は、中核会社のアサヒ飲料とエルビーとあわせて売上げ規模約4000億円、市場シェア3位のポジションとなる。「カルピス」ブランドを取得することは、市場シェアを拡大することだけでなく、アサヒグループのブランドラインアップの充実にもなり、自動販売機や量販店などへの販売力の強化へとつなげていく狙い