ニップン、東福製粉を吸収合併 一貫した体制構築 九州産使った良質品を
前鶴俊哉社長
ニップンは19日、同社子会社の東福製粉の吸収合併(一部既報)について、本社で会見を開いた。会見の席で前鶴俊哉社長は「東福製粉を吸収合併によって当社は8工場体制となり、今後、効率的で一貫した生産体制を構築することで、引き続き品質の高い小麦粉などを提供していく」と方針を語った。
東福製粉は福岡市に本社があり、1932年設立の名門の製粉企業。九州産小麦の購入量が多く、生産者との結びつきも強い。九州産小麦を使った特徴のある小麦粉などを開発。麺類業界などに良